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2017年6月〜9月を振り返る

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そりゃ辞めるよ

動いているとはいえ中身がクソなシステム。ついに運用担当が辞めた。そりゃそうだろう。こんな出来のプログラムで本番投入なんて、だめだろう。

とはいえ顧客がついているシステム。止められないどころか、会社の売り上げの半数以上を稼ぎ出しているので、残ったメンバーで分担して運用することになった。

しわ寄せで負のスパイラル

人が減っても、営業要望の対応やらで機能追加が続く。仕様書の作成に割ける時間が減り、検討不十分なまま発注→想定外の仕様で出来上がってきて、再度説明という悪循環が顕著になってくる。

発注先の作業も細やかとは言えず、リリースしては障害発生ということも何度か発生。もともと出来上がりに対して???という感じだったので、しわ寄せで仕様書の練り込みが減ったことが直接的な原因かはわからない。が、よくない傾向であるのは確か。

手間を省く

とりあえず、運用系で自動化できそうなところは片手間でscriptを書いて、とっとと実戦投入。監視も大雑把なものしかなく、その仕掛けに関する説明が素材していないため、新たに仕込む。とはいっても予算がないため、クリティカルな部分だけ導入する。

システムの構成要素が減れば監視対象も減るので、hostの削減を検討。いきなり減らしてシステム運用に影響がでるのは本末転倒なので、減らしても大丈夫かどうか、リソース監視を行うための仕組みを入れる。

システムは生き物

出来上がったからおしまい、開発部隊は縮小。なーんてことは、ない。システムに対する要求は日々増えていくのだから、それに対応できるようにするのが必要だ。そういったことを理解できていない人を、「安いから」という理由で雇ってシステムを作らせると、修正できない、どうしようもないシステムを作る。費用も時間もかかる「作り直し」を行うしかなくなるのだ。

情報システムをどれだけ理解し力を入れるのか。これが会社の生死を握るようになっている。

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