ままどおると博多通りもんは、見た目も味もよく似ているため、どちらが先に発売されたのか、どちらが元祖なのか、気になる人も多いお菓子です。
先に発売されたのはままどおるです。ままどおるは1967年、博多通りもんは1993年で、発売年には26年の差があります。
ただ、それだけ分かっても、なぜ似ているのか、味や食感はどう違うのか、買うならどちらがいいのか、という疑問は残ります。
ここでは発売年の比較に加え、似ている理由や違い、向き不向き、通販での買い方まで順に見ていきます。
ままどおると通りもんはどっちが先?結論は「ままどおる」が先に発売
ままどおると博多通りもんは、どちらも白あんを使った人気のお土産です。どちらが先なのか、似ているけれど元祖はどっちなのか、気になる人も多いでしょう。
先に発売されたのはままどおるです。
ままどおるは1967年に福島県の三万石から発売され、その後1993年に福岡県の明月堂から博多通りもんが発売されました。
発売年には26年の差があり、ままどおるのほうが先に誕生しています。
ただし、発売年が違うからといって、味や食感まで同じというわけではありません。それぞれの発売時期と違いを見ていきます。
ままどおるは1967年、通りもんは1993年に発売
それぞれの発売年は次のとおりです。
| 商品名 | 発売年 | メーカー |
|---|---|---|
| ままどおる | 1967年 | 三万石(福島県) |
| 博多通りもん | 1993年 | 明月堂(福岡県) |
順番だけを見ると、ままどおるが先であることは明らかです。
一方で、博多通りもんは発売後に全国的な人気商品となり、ベルギーの食品品質評価・モンドセレクションで金賞・最高金賞を長年連続受賞するなど、高い評価を受けています。
知名度の高さから、通りもんのほうが昔からあるお菓子と思われることもありますが、発売年ではままどおるのほうが26年早く誕生しています。
発売年を年表で比較
| 年 | できごと |
|---|---|
| 1967年 | 福島県で「ままどおる」が発売 |
| 1993年 | 福岡県で「博多通りもん」が発売 |
年表で見ると、ままどおるが発売されたあと、26年を経て博多通りもんが誕生したことがわかります。
どちらも今では各地域を代表する銘菓として親しまれていますが、誕生した時期もメーカーも異なります。
では、発売年がこれだけ離れているのに、なぜそっくりと言われるのでしょうか。次で詳しく紹介します。
ままどおると通りもんが似ていると言われる理由
ままどおると博多通りもんは、見た目がそっくりだ、食べ比べるまで同じお菓子だと思っていた、と言われることが少なくありません。
どちらも白あんをベースにした焼き菓子で、見た目にも共通点が多いためです。
一方で、食べ比べてみると風味や食感にははっきりした違いがあります。
まずは、似ていると言われる理由から見ていきます。
どちらも白あんを使った人気のお土産だから
ままどおると博多通りもんは、どちらも白あんを使った焼き菓子です。
しっとりした生地の中に白あんが包まれ、やさしい甘さが楽しめることから、それぞれ福島県と福岡県を代表する定番のお土産として長く親しまれています。
和菓子と洋菓子の良さをあわせ持つ点でも共通しているため、初めて見た人は同じようなお菓子だと感じることも珍しくありません。
お土産売り場で箱入りの商品として並ぶことも多く、地域を代表する銘菓という点でも似ています。
見た目や断面がよく似ている
似ていると言われる理由として、見た目もあります。
どちらも丸みのある楕円形で、焼き色のついた薄い皮に包まれているため、一見すると区別がつきにくい印象です。
半分に切ると、淡い色の白あんがたっぷり入っており、断面もよく似ています。
SNSや口コミでも、食べ比べるまで違いがわからなかった、見た目だけでは判別できない、といった声が見られます。
ただ、細かく見ると生地の厚みや餡の質感には違いがあり、実際に食べると印象は変わります。
ただし味や食感には違いがある
見た目は似ていても、味や食感はそれぞれ異なります。
ままどおるは、バターを使った生地でミルク味のあんを包んだ焼き菓子です。素朴でやさしい甘さが特徴で、しっとりした生地となめらかな餡の組み合わせを楽しめます。
一方の博多通りもんは、ミルクの香りがするやさしい皮と、とろけるようになめらかな白あんが特徴です。原材料にはバターや生クリーム、練乳なども使われており、口当たりがしっとりとしていて、濃厚さを感じる人もいます。
どちらがおいしいかは好みによりますが、見た目だけで判断すると、食べたときの印象は意外と違うと感じる人も多いでしょう。
次は原材料や食感、価格などを比較しながら、それぞれの違いを詳しく紹介します。
ままどおると通りもんの違いを比較
ままどおると博多通りもんは見た目こそよく似ていますが、原材料や味わい、食感などにはそれぞれ特徴があります。
どちらを選べばいいか迷う人は、違いを比較すると自分の好みに合ったお菓子を選びやすくなります。
| 比較項目 | ままどおる | 博多通りもん |
|---|---|---|
| 発売年 | 1967年 | 1993年 |
| メーカー | 三万石 | 明月堂 |
| 餡 | ミルク味の白あん | なめらかな白あん(バター・生クリーム・練乳などを使用) |
| 皮 | バターを使ったしっとりした生地 | ミルクの香りがあるやさしい皮 |
| 風味 | やさしいミルクの香り | ミルク香りの皮と、乳製品のコクを感じやすい味わい |
| 価格・内容量 | 商品によって異なる | 商品によって異なる |
| 日持ち | 比較的短い(公式では製造翌日より8日程度) | 比較的長い(商品により数週間程度) |
ここからは、それぞれの違いを詳しく見ていきます。
原材料・餡の違い
最も大きな違いは、中に入っている餡の味わいです。
ままどおるは、ミルクの風味を生かした白あんが特徴で、どこか懐かしさを感じるやさしい甘さに仕上げられています。皮にはバターが使われています。
一方、博多通りもんは、丹念に練られたなめらかな白あんが特徴です。原材料にはバターや生クリーム、練乳なども含まれ、口当たりがとてもなめらかで、コクを楽しめます。
どちらも白あんを使っていますが、味わいの方向性は異なり、食べ比べると違いがよくわかります。
皮の食感の違い
皮にもそれぞれ個性があります。
ままどおるは、ふんわりとやわらかく、しっとりした生地が特徴です。餡との一体感があり、素朴な口当たりを楽しめます。
博多通りもんは、しっとり感がより強く、口の中でほろりとほどけるような食感が特徴です。公式でもミルクの香りがするやさしい皮と紹介されています。
どちらもパサつきは少ないものの、食べ比べると通りもんのほうがよりなめらかな印象を受ける人が多いでしょう。
甘さや風味の違い
甘さにも違いがあります。
ままどおるは、ミルクの香りを生かしたやさしい甘さで、お茶だけでなくコーヒーや牛乳とも合わせやすい味わいです。
博多通りもんは、ミルク香りの皮となめらかな白あんが合わさり、洋菓子のような濃厚さを感じる人もいます。
あっさりした甘さが好みならままどおる、口どけのよさやコクのある味わいを楽しみたいなら博多通りもんを選ぶ人が多い傾向です。
価格・内容量・日持ちの違い
価格や内容量は、どちらの商品も入数によって変わります。
どちらが安いと一概に比較することはできません。
日持ちは差が出やすい点です。ままどおるは公式の案内では製造翌日より8日程度と比較的短めです。博多通りもんは商品により数週間程度日持ちするものが多く、贈り物にも使いやすいとされています。
ただし、販売時期や商品によって賞味期限は変わるため、購入前にはパッケージや公式サイトで最新の情報を確認するのがおすすめです。
贈り物として購入する場合は、価格だけでなく、個数や日持ちもあわせて確認しておくと安心です。
買うならどっち?目的別のおすすめ
ままどおると博多通りもんは、どちらも長年愛されている人気のお土産です。
どちらがおいしいかは好みによって変わるため、味わいの特徴や贈る相手に合わせて選ぶのがおすすめです。
迷ったときは、次の特徴を参考に選んでみてください。
ままどおるがおすすめな人
ままどおるは、やさしい甘さのお菓子が好きな人に向いています。
- ミルクの風味が感じられるお菓子が好き
- 甘すぎない素朴な味わいを楽しみたい
- 福島のお土産を探している
- 子どもから年配の人まで食べやすいお菓子を選びたい
しっとりした生地と、ほんのりミルクが香る白あんの組み合わせは、飽きのこない味わいが魅力です。
福島旅行のお土産はもちろん、自宅用のおやつとして購入する人も多くいます。
通りもんがおすすめな人
博多通りもんは、口どけのよいなめらかな白あんを楽しみたい人におすすめです。
- ミルク香りの皮と、しっとりした白あんが好き
- なめらかな口どけのお菓子を味わいたい
- 福岡のお土産として定番商品を選びたい
- 日持ちしやすく、贈答にも使いやすいお菓子を選びたい
口どけの良い餡と、しっとりした皮が特徴で、コーヒーや紅茶ともよく合います。
福岡のお土産ならこれ、という声も多く、初めて購入する人にも選ばれている定番商品です。
ままどおると通りもんは通販でも購入できる
ままどおるも博多通りもんも、現地へ行かなくても通販で購入できます。
旅行のお土産としてはもちろん、もう一度食べたい、近くで売っていない、という場合にも便利です。
楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングでは複数のショップが取り扱っているため、ポイント還元や送料を比較しながら購入できます。
ままどおるの購入方法
ままどおるは、三万石の店舗や公式オンラインショップのほか、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどの通販サイトでも購入できます。
内容量の異なる商品が販売されているため、自宅用なら少量入り、職場や学校へのお土産なら個数の多い商品を選ぶと配りやすくなります。
在庫状況や価格、送料は販売店によって異なるため、購入前に比較するとお得に買えることがあります。日持ちが比較的短い点にも注意して選びましょう。
通りもんの購入方法
博多通りもんは、明月堂の店舗や公式オンラインショップのほか、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングでも購入できます。
定番の箱入り商品に加え、用途に合わせて個数の異なる商品も選べます。
贈答用として利用する場合は、包装やのしに対応しているショップを選ぶと便利です。
こちらも価格や送料は販売店によって異なるため、ポイント還元を含めて比較してから購入するとよいでしょう。
ままどおると通りもんに関するよくある質問
ままどおると通りもんはパクリではない?
ままどおると博多通りもんは似ているので、どちらかがパクリなのでは、という声を見かけることがあります。
しかし、発売年には26年の差があるものの、両社が互いの商品を模倣したと公式に認めた事実はありません。
どちらも白あんを使った焼き菓子という共通点があるため、見た目や味わいが似ていると感じる人はいますが、それぞれ独自の商品として長年親しまれています。
ままどおると通りもんではどちらがおいしい?
どちらがおいしいかは、好みによって変わります。
- やさしいミルク風味や素朴な甘さが好きならままどおる
- ミルク香りの皮と、なめらかな口どけが好きなら博多通りもん
どちらも人気のお土産なので、食べ比べて好みの味を見つけるのもおすすめです。
月化粧と通りもんは何が違う?
月化粧は大阪土産として知られる、白あん入りのみるく饅頭です。
博多通りもんと同じように白あんを使っていますが、製造メーカーやレシピ、風味は異なります。
月化粧は練乳などを生かしたミルク風味が感じやすく、博多通りもんはミルク香りの皮となめらかな白あんが特徴です。
どちらも人気商品ですが、同じお菓子ではありません。
母恵夢とままどおるの違いは?
母恵夢(ポエム)は愛媛県を代表する銘菓で、ままどおるとは使用している原材料や食感に違いがあります。
ままどおるはミルク味のあんを、バターを使った生地で包んだ焼き菓子です。
一方、母恵夢は白あんに卵黄を練り込んだ黄味あんを薄い生地で包んで焼き上げたお菓子で、口当たりや風味が異なります。
どちらも長年親しまれている人気のお土産ですが、それぞれ異なる魅力があります。
まとめ
ままどおると博多通りもんは、見た目や白あんを使っている点が似ていることから比較されることが多いお菓子ですが、先に発売されたのは1967年発売のままどおるです。博多通りもんは1993年発売のため、発売年には26年の差があります。
見た目はよく似ていても、ミルク味のあんとバター生地が特徴のままどおると、ミルク香りの皮となめらかな白あんが特徴の博多通りもんでは、味わいや食感に違いがあります。
どちらがおいしいかは好みによるため、気になる人は食べ比べてみるのがおすすめです。
- 発売が早いのはままどおる(1967年)
- 博多通りもんは1993年発売
- どちらも白あんを使った人気の銘菓
- ままどおるはミルク味のあんとバター生地
- 通りもんはミルク香りの皮となめらかな白あんが魅力
どちらも通販で購入できるため、近くで販売していない場合でも自宅で楽しめます。好みに合ったほうを選んでみてください。